じぶんをプラットフォームに、やまざきです。
一時的でなく失敗を根本から防ぎ、ながーく生き残れる体質になっていただくための情報をお届けしながら、良い意味でワガママにノマドで自由気ままな毎日を送っています。
BUYMA(バイマ)「だから買う」層が必ず存在する理由
前回、「バイマ(BUYMA)を含めたアパレル通販の振り子はどう動くか?」でLASOがfarfechの傘下に入ったこと、エニグモの須田社長の講演を受けた話よりいくつかのクエスチョンを飛ばしました。
また、話の中でこう申し上げました。
バイマ(BUYMA)が無くなることや、今のショッパーとしてのビジネスが無くなる等を言いたいわけでなく
っとお伝えたにも関わらず一部、「バイマ、もうだめだ!」と極端に思考がぶっ飛ぶ方々がいらっしゃいます。
そもそも僕がお話したことも、「バイマ、もうダメ」ということも100%ゼッタイの結論は誰もわかりません。
バイマは全然まだまだいけますし、モノの売買という物販の本質がありますからね。
そもそも未来を気にするほど、僕らには余裕は無いですし誰も未来は予想できませんから、それを考えすぎるのは無意味です。
見渡せばiPhoneばかりの今の世の中を10年前は誰が予想できたでしょうか?
そんなものです。
それより、いくつかの情報やバイマ(BUYMA)、物販を取り巻く周りの環境の変化から道しるべとする「仮説」をいくつか持つ。
僕自身の経験からは、これが大事と感じます。
仮説が1個より、10個。
10個より50個の方が的を射抜ける確率は単純に上がりますからね。
話を戻します。
「バイマ(BUYMA)、もうダメ」という考えですが僕はそんなことは無いと、”現在は”感じます。(未来はわからないのであくまでも現在は)
各ECサイトが多言語化し越境しましても、そのECサイトを見つける検索スキルが低かったり(日本人は検索スキルが低いかと感じます)、バイマであるから買う、といった層が確実にいるためです。
もっと言うとバイマしか知らない、みたいな。
ゼッタイにWindowsという人がいる
あなたはいかがですか?
「コレはこのお店でしか買わない!」という自分ルールのようなものがあったりしませんか?
例えば僕の例で言いますと本を買うのはKindle版があるAmazonだけでしか買いませんし、服のインナーは国内であればサイズがぴったりのセレクトショップ Tomorrowland、海外ブランドであればアルマーニのXSサイズが多いです。
不要な情報ですが、ちなみに僕は腕が少し短いので海外サイズが合わず、サイズがあるものは国内ブランドが多いです。
先ほどiPhoneのお話がでましたがiPhoneより、ずーっとAndroidスマホしか持たない人もいます。
MacよりWindowsが使いやすいからゼッタイにWindowsだ、っという人も。
このようにバイマはバイマ。
AmazonはAmazon。
楽天は楽天。
AndroidはAndroid。
「生息する領域」というのが消費者にはあります。
上記の例はわかりやすくシンプルに大分類しましたが、ブレイクダウンをすれば本はAmazonだけど、服はどうしても実店舗のココ。
プリンタ用紙は一番安い楽天だけど・・・自然と使い分けていたりします。
ですので、Buyer’s infoで過去記事内のお客さんのインタビューにもあるように海外ブランドを買うならバイマ。
こんな生息域があると言えるでしょう。
うちの奥さんもそうです。
逆に海外ブランドだけでなくファッションは通販では信じられない!
店舗で実物を見て、生地を触ってで無いとNGです。
いかがでしょうか?
この流れと「越境すること」を重ねると僕らもバイマだけにこだわらず、越境するメリットがあると感じませんか?
単純に、生息する領域へリーチできる入り口が増えることですからね。
これは物販ビジネスに限らず、複数のビジネスを持っていくことにも繋がります。
あなたや僕の多くは、バイマ(BUYMA)からビジネスをスタートしたことでしょう。
土台作り、スタートとしてのステップをバイマとして補強する次のステップへ進む。
こんなイメージを持っていきましょう。
なぜなら、繰り返しになりますが物事が100%続く。
これは誰もわかりませんからね。
一つ一つ、一歩立ち止まって考えてみる癖をつけていきましょう。