じぶんをプラットフォームに、やまざきです。
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サマンサタバサから見るBUYMA(バイマ)のリサーチ
最初は「サマンサタバサ」と口で言うのは、舌を噛みそうで上手く発音出来なかったものです。
サ、サマンサ・・タバ・・?と。
あなたもルミネやパルコをはじめ、ミランダ・カーがイメージガールとしてCMもバンバンしているのでご存知でしょう。
今ではパルコやルミネ、ファッションビルには1店舗だけでなく、末尾の名称を変えたラインがいくつも店舗が入る人気のブランドです。
商業ビルで店舗も複数持てて、長い間残っているのは売れている証拠。
商業ビルへ売上のロイヤリティを納めますので、テナント側も手放せないブランドになっていることでしょう。
サマンサタバサを見ない商業ビルは中々無いですからね。
そして、なぜサマンサタバサのお話をするかと言うと、僕は通りすがりや機会があればさらっと店に入るのです。
え?サマンサタバサ好きなの?
そう思われるかもしれませんが、正直好きではありません(正直者)
では、なぜか?
もし関係者の方がいらっしゃったら恐縮なのですが、サマンサタバサは「売れているデザインを取り入れるのがうまい」です。
まぁ・・・「何か例のブランドに似てない?」と感じられる方も少いらっしゃることでしょう。
マイケルコース
ケイトスペード
バレンシアガ
フルラ
ジバンシィ・・・
実際に先輩に関係者がいるのですが、彼も「プライドは無いと思う」と仰っており爆笑しました。
ですが、商売としてはウマイ。
一般消費者の需要を掴んで自社で展開をし、売れるとわかるため来店を増やす。
CMや各種プロモーションにお金を投下する。
来店を増やすというのは、バイマ(BUYMA)でアクセス数を増やすイメージに似てますね。
ここに好きでも無いサマンサタバサを覗く理由があるのですが、デザイナーが「自分の好きなものを作る」のでなくて消費者が「欲しいと需要あるものを作る」部分を確認できるから。
上記の2点は全くの別物です。
そして、上記に「回転率」の切り口を入れるのですが、お手頃な値段(例:プチプラ)で流行のデザインは1個、2個と購入していくので回転率が高いです。
利益率は下がりがちですが、多く売れるので「利益額を積み重ね」していけます。
ちなみに、高価格帯のブランドはまた別のパターンです。
また、僕のリサーチテクニックや勉強会でお話を聞いたことがある方はご存知と思いますが、売れているデザインは「価格帯×ブランド」で横断していきます。
極端を言えば、ブランドがあればあるだけ、売れるデザインが倍々ゲームに増えるので出品し受注が取れる確率も高くなるのです。
詳しいリサーチのお話はBuyer Lifeプレミアム版のご継続プレゼントとして差し上げておりますので、必要でありましたら手に入れてみてください。
このように、リアル店舗は需要がストレートにわかる場所でもあり、オンラインでは把握できないリサーチに役立つヒントがゴロゴロあります。
これは雑誌にも同じことが言えますね。
「自分には関係無いから!」と思わずに前を通る時にさらっとでも見てみましょう。